資産運用は「戦略 × 継続」
資産形成の考え方が身についたら、次はいよいよ実践です。
資産運用において最も大切なのは、「勝つこと」ではなく「負けない仕組みを作ること」です。
そのためには、複利とレバレッジを上手に活用する戦略が鍵になります。
勝つより「負けない仕組み」を
最も重要なのは「市場に居続ける仕組み」を作ること。短期の勝ち負けではなく、複利とレバレッジを味方につけた長期戦略で、淡々と増やします。
インデックス投資――世界経済に丸ごと投資
- 低コスト：信託報酬が低いほどリターンを削られない
- 自動分散：S&P500／オールカントリーで国・業種・企業に広く分散
- 長期保有：配当は自動再投資、雪だるま式に資産が成長
ポイント：価格に一喜一憂しない仕組み（自動積立・口座分離・ルールの見える化）
不動産投資 ― キャッシュフローとレバレッジ
- 実質のキャッシュフローが黒字の物件を選ぶ（表面利回りでは判断しない）
- 入居率を維持できる管理会社選びが成否を左右
- 会社員の属性信用を活かし、銀行融資＝レバレッジで資産形成を加速
「給与 × 不動産 × インデックス」のトリプルエンジン戦略
- 給与：生活費と余剰資金の安定供給源
- 不動産投資：毎月のキャッシュフローで手元資金を厚く
- インデックス投資：長期の成長を取り込み、複利を最大化
この3つを回すと、収入源の分散と資産規模の拡大が同時進行します。
レバレッジの正しい使い方
- LTVは状況に応じて、手元資金の厚みと安全マージンを確保
- 金利上昇・家賃下落のストレステストを事前に実施
- 「攻め」と「守り」のバランスをルール化
継続こそ最大の武器
- 小さく始めて、自動化して、やめない
- 規模が増えるほど“普通のこと”が雪だるま化
- 市場から退場しない＝最大のアルファ
実務サポート
- 積立設計（タイミング／金額／商品選定のルール化）
- 口座・銘柄の棚卸しとスリム化
- 不動産導入の適正時期・借入余力・キャッシュフローモデルの設計
