資産運用は「戦略と継続」──インデックス×不動産×給料のトリプルエンジン
資産運用で最も大切なのは「勝つこと」ではありません。
では、何が最も大切なの?と疑問に思いますが、私が考える最も大切なことは、
負けないことだと思います。それこそが、長期で結果を分ける資産運用における本質ではないかと思います。
資産運用は短距離走ではなく、30年続くマラソン
多くの人が資産運用を「短期間で増やす手法」だと誤解しています。
例えば、安く買って高く売る、とかデイトレードとかです。
しかし本質はまったく逆で、資産運用とはいかに市場から退場せずに走り続けるかのゲームです。
どれだけ高いリターンを狙う戦略でも、ベンチマークより負けているようでは話になりません。
資産運用は100m走ではなく、20年・30年続くマラソンのようなものです。
短期的に勝ちに行くより、長期的に負けない
ことこそが、資産運用で最初に押さえるべきポイントです。
「勝とう」とした瞬間に、失敗のリスクは跳ね上がる
投資で失敗する最大の要因は、知識不足そのものではないと思います。
短期で増やしたい、他人より儲けたい、今すぐ結果が欲しい──こうした感情があるからです。
これらの感情は、過度なリスクを取らせ、結果として市場からの退場を招いてしまいます。
ゼロサム・マイナスサムゲームに参加していないか
FXや短期売買、信用取引は典型的なゼロサムゲームです。
誰かが儲かれば、誰かが損をする。さらに宝くじとかは胴元が利益を取るため、全体ではマイナスになります。
ギャンブルも同じ構造です。
参加した時点で、期待値はマイナスです。
株式の長期投資は「プラスサムゲーム」
一方で、株式を長期で保有する投資はプラスサムゲームです。
経済が成長する限り、10年後・20年後に保有していた全員がプラスになる可能性があります。
だからこそ重要なのは、「相手を打ち負かして勝つ方法」ではなく「このゲームに居続けみんなが負けない」ゲームに参加することなのです。
インデックス投資が「負けにくい」理由
インデックス投資とは、例えば、全世界株式インデックスファンドであれば、特定の企業や国ではなく、
世界経済そのものに丸ごと投資する手法になります。
個別株で勝ち続けることは、プロ投資家でさえ極めて困難です。
一方で、世界全体に分散投資すれば、成長の「平均値」をそのまま取り込むことができます。
プロでも勝てないという、動かしがたい事実
20年間でアクティブファンドがインデックスファンドに勝てる確率は、約6%。
裏を返せば、94%はインデックスの方が成績が良いということです。
ウォーレン・バフェットや、バンガード創業者ジョン・ボーグルも、
「長期では9割以上のプロがインデックス(ベンチマーク)に勝てない」と明言しています。
インデックス投資の基本はこの3つ
- 低コスト:市場予想をしないのでコストが安い
- 分散:国・業種・企業を分けず、すべてを保有する
- 長期:再投資による雪だるま式の成長を味方につける
この3つを守り、ドルコスト平均法で淡々と積み立てる。
それが、再現性が高く、感情に左右されにくい「負けない投資」だと確信しています。
実践のポイントは「自動積立」
インデックス投資で最も重要なのは、積立投資を自動化することです。
- 投資する分を運用口座へ先取りで移す
- 証券口座で自動積立を設定する
- 投資継続契約書を自分と交わす
ちなみに私自身は、「2050年までは何があっても売らない」という契約書を、自分自身と結んでいます。
不動産投資は「キャッシュフロー」と「レバレッジ」
インデックス投資が積立と再投資の「時間の複利」なら、
不動産投資は借入(レバレッジ)と時間の複利です。
会社員の属性をフルで活用して、自己資金以上の資産を動かし、
家賃という形で安定したキャッシュフローを生み出す。
不動産投資で最優先すべき条件
キャッシュフローが出ているか。
これが最も大切な部分になります。
※キャッシュフローが出ない投資は、投資ではありません。
注意ポイント:もちろん、すでに資産形成が終わっている一部の富裕層は、不動産投資を資産を守る位置づけとして、現金ではなく不動産に変えて資産を持つ、ということをしています。
なので、一部の富裕層にとっては、キャッシュフローがでなくても、資産性の高い都心部の不動産に変えることで、目的を果たせている場合もあります。
不動産のシュミレーション
自己資金1,000万円で、価格1億円の物件を購入。
年間家賃収入700万円、諸経費150万円、返済400万円とすると、
手元に残るキャッシュフローは年間約150万円。
この150万円を5年貯めれば750万円。
7年で1,000万円に到達し、次の物件の頭金になります。
物件が増えれば、キャッシュフローも増え、
次の物件取得までのスピードはさらに早まります。
こうして、キャッシュフローを毎年積み上げ、その積み上がった資金で次の物件を購入する。
「アパートがアパートを生む」フェーズへと入ります。
資産収入を増やす
フルタイム共働き会社員にとって、日々仕事が忙しく、
また、30・40代になると子育てしている家庭もあります。
そうなると、
バイトをしたり、副業をしたりして稼ぐことが難しくなります。
なので、私自身が子育てをしているフルタイム共働き夫婦にとって最も相性が良いと思うのが、
本業の給料収入・インデックス投資・不動産投資
のトリプルエンジンです。
お金をあなたのために働かせる。
例えば、
- 給料で生活費を賄う
- 余剰資金をインデックスファンドに投資をして資産を育てる
- 一部をレバレッジを活用して不動産に投資をして、キャッシュフローを生む
インデックス投資というのは、含み益が増えるだけで、手元現金は増えません。なので、あまり生活が楽になったとか、豊かになったとか感じにくいです。
でもあなたが使う時間はゼロ。
一方で、その一部を不動産に変え、不動産で現金収入を得て、心の安定を目指す。
そして買ってから家賃が入ってくるのにあなたが使う時間はゼロ。(買うまでは猛勉強が必要ですが。ちなみに私は毎日1-2時間勉強の時間を2年使いました。)
実際どうなるかというと、生活費は給料収入から全額賄えるので、不動産からのキャッシュフローは1円も手を付けずにプールしておいて、次の物件購入の資金へ回す。
そして、インデックス投資での含み益は、家族資産全体の積み上げになるので、そのまま継続する。
そうすることで、給料が下がったとしても、不動産からの収入があるので安心材料になるし、証券口座の試算の残高はしっかりと積み上がっていってる。安定的な資産運用ができるようになります。
なにより、お金があなたのために働いてくれたんです。
資産運用の勝者は?
資産運用の結果を分けるのは、私は才能でも運でもないと思っています。
仕組みを理解して、勉強し、知識を身につけ、そして
実際に行動し、続けたかどうか、それだけだと思います。
複利は、時間を味方につけた人にしか微笑みません。
最後に笑うのは、淡々と積み上げた辞めなかった人です。
実際、私が思うのは、資産運用は、お金を増やす技術ではないということです。
では何か、それは、
人生の選択肢を増やすための戦略の一つではないかということです。
正しい資産運用の考え方を身につけ、
正しい商品に投資をし、ただ継続するだけ。
その先に、10年後、20年後の大きな資産があり、自分たちの望む人生設計ができると思います。





