親が高い金融リテラシーを持っていることは、子どもにとって非常に有利なスタート地点になります。家庭でお金に関する会話が自然に行われ、貯蓄や投資の考え方を日常生活の中で学べるからです。実際、世界的な研究でも「親が金融的に成功している家庭の子どもは、そうでない家庭に比べて資産を築きやすい傾向がある」と報告されています。 しかし、それはあくまで**“有利なスタート地点”にすぎません。**その知識を活かせるかどうかは、最終的には子ども自身の判断力・行動力・価値観にかかっています。 現代の学校教育が抱える課題 現代の学校教育では、「お金の使い方」や「資産形成」に関する実践的な授業はほとんど行われていません。「お金の話はタブー」とされてきた文化もあり、多くの子どもたちは社会に出てから、初めてお金の現実に直面します。 しかし、現代社会ではキャッシュレス化や物価上昇、将来の年金不安など、個人がお金の知識を持つ必要性がかつてないほど高まっています。「お金を稼ぐ力」だけでなく、「お金を守る力」「お金を活かす力」を身につけることが、これからの時代を生きる基礎教養となります。 なぜ今、学校で金融教育が必要なのか 親が高いマネーリテラシーを持っていれば、子どもも自然にお金の扱い方を身につける傾向があります。ですが、すべての家庭がそうとは限りません。だからこそ、学校教育の中で「お金の基本」を体系的に学ぶ機会が必要です。 お金の知識を持つことは、単に資産を増やすためだけでなく、「自分で考え、自分の未来を設計する力」を育むことにつながります。それが、子どもたちが将来どんな環境においても、安定した人生を歩むための確かな土台となります。 授業で伝えること この授業では、金融業界出身ではなく、一般の会社員として働きながら資産を築いた実体験をもとに、次のようなテーマをわかりやすくお話しします。 お金の基本的な使い方と「貯める力」 無駄遣いを減らす考え方と、お金の優先順位 投資はギャンブルではない ― 正しい資産形成の仕組み 日常生活の中でお金をどう活かすか 将来の夢を叶えるための「お金の使い方」と「増やし方」 講義でのテーマ例 お金の価値と基本的な仕組み お金は「使う」「貯める」「増やす」「守る」という4つの働きを持っています。 そのバランスを理解することで、人生の選択肢が大きく広がります。 お金を正しく使う力(消費・投資・浪費の違い) 何にお金を使うかで、将来の豊かさは大きく変わります。 日常生活の中でできる判断力を身につけます。 投資の基礎と「長期・分散・低コスト」運用の考え方 投資はギャンブルではありません。 経済の仕組みやリスクの分散を正しく理解すれば、誰でも安心して資産形成ができます。 働くこととお金の関係 お金は「労働の対価」であるだけでなく、「時間と選択の自由」を得るためのツールです。 将来のキャリアや生き方を考えるきっかけになります。 お伝えしたい想い 私は金融機関出身ではありません。一般の会社員として働きながら、長期・分散・低コストのインデックス投資と、安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、1億円以上の資産を築いてきました。 金融の専門家ではなく、“普通の会社員”として積み上げてきた経験があるからこそ、「誰にでも再現できる資産形成の方法」を伝えることができます。 学校・教育機関の皆さまへ 講演や授業では、特定の金融商品や投資先の紹介・販売などは一切行いません。中立的な立場から、子どもたちが「自分の人生を自分で設計できる力」を身につけることを目的としています。 週末・休日を中心に、学校・教育団体・地域コミュニティでの講演依頼を受け付けています。ご興味のある学校関係者の方は、ぜひお問い合わせください。 自己紹介 会社員として働きながら、長期・分散・低コストのインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を組み合わせ、実際に1億円の資産を築いた講師が、「お金の本質」と「正しい資産の増やし方」をわかりやすく解説します。 現代の日本では、家庭でお金の話をする機会が少なく、多くの若者が“働くこと=収入を得ること”で止まってしまいがちです。しかし本来、お金の知識(金融リテラシー)こそが、将来の選択肢を広げる力になります。 親世代が正しいお金の知識を身につけることで、子どもが将来、自立した金銭感覚を育む「土台」を作ることができます。だからこそ、学校現場での金融教育は「未来への投資」です。 本講演では、特定の商品販売や勧誘は一切行わず、現役の会社員としてリアルに資産形成を実践してきた経験をもとに、「だれでも再現できる正しいお金との向き合い方」をお伝えします。 ※講演は無償で行います。教育現場に金融リテラシーを広げることを目的としています。 お問い合わせ