資産形成の基本ステップ
── 種銭をつくる → 実物資産に投資する → 金融資産で複利運用する ──
資産形成には明確なステップがあります。
「貯める → 増やす → 植やす」の3段階を繰り返すことで、
お金が自動で増えていく仕組みをつくることができます。
【第1ステップ】種銭をつくる
資産形成の出発点は、まず安定した収入と支出の管理です。
ここでの目的は、投資の元手となる「種銭」を貯めること。
給与収入の中から一定割合を自動で貯蓄・投資に回す仕組みをつくりましょう。
特に、インデックスファンド(S&P500・オールカントリーなど)を活用することで、
少額からでも効率的に資産を増やすことができます。
この段階では、「使う」より「貯める」「仕組み化する」がキーワードです。
【第2ステップ】実物資産に投資する
次のフェーズでは、貯まった資金を不動産などの実物資産へ移します。
土地や建物など、形のある資産に変えることで、家賃収入という安定キャッシュフローを得ることが可能です。
さらに、レバレッジ(融資)を活用すれば、
自己資金の何倍もの資産を運用でき、加速度的な拡大が期待できます。
不動産投資は、まさに「人的資本を金融資本に変える」段階です。
【第3ステップ】金融資産で複利運用する
不動産から得られる家賃収入や剰余金は、金融資産へ再投資します。
インデックスファンドを中心に積み立てを継続することで、時間を味方につけた複利運用が働きます。
この段階では、「お金がお金を生む」状態を目指します。
安定したキャッシュフローを再投資に回すことで、
資産が自動的に成長する仕組みが完成します。
3つの段階を循環させることが、持続的な資産拡大の鍵
「種銭をつくる → 物が金を生む → 金が金を生む」
この循環を続けることで、堅実かつ再現性の高い資産形成が可能です。
✅ 資産形成の黄金サイクル:
貯める → 投資する → 複利で増やす → 再投資する
時間と仕組みを味方につければ、誰でも「お金が働く」ステージに到達できます。
焦らず、着実にこのサイクルを回していきましょう。

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを基本としたインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、金融資産1億円を40代で達成。 培った知識と経験をもとに、**販売をしないFP**として活動し、「誰でも経済的自由を目指せる時代」を作ることを目標とします。