家計収支を公開|億万長者FPが実践する家計管理【2024年版】
このページでは、私(FP)が実際に運用している家計簿(2024年)を、月々・ボーナス・年間の3視点で項目別に公開します。
ポイントは「固定費の最適化」「教育・投資の仕組み化」「続く設計」。
数字の透明性がそのまま再現性です。ぜひあなたの家計設計の参考にしてください。
家計の全体像(2024)
- 年間手取り収入:¥14,120,000
- 年間生活支出:¥4,299,000
- 年間教育積立:¥1,160,000
- 年間投資・貯金:¥4,068,000
- 年間黒字(収支差):¥4,593,000
※公開数値は家計のわかりやすさを優先した概算です。家族構成・居住地・金利環境により最適解は変わります。
月間の生活費(項目別)
区分 | 項目 | 月額 | 年額 |
---|---|---|---|
住宅 | 住宅ローン | ¥31,000 | ¥372,000 |
住宅 | 管理費・修繕積立 | ¥18,000 | ¥216,000 |
水道光熱 | 水道 | ¥4,500 | ¥54,000 |
水道光熱 | 電気・ガス | ¥19,000 | ¥228,000 |
通信 | スマホ | ¥3,000 | ¥36,000 |
通信 | インターネット | ¥4,000 | ¥48,000 |
食費 | 食費(家+弁当) | ¥50,000 | ¥600,000 |
食費 | 外食 | ¥10,000 | ¥120,000 |
日用品 | 日用品 | ¥15,000 | ¥180,000 |
保険・医療 | 生命・共済保険 | ¥4,000 | ¥48,000 |
保険・医療 | 医療費 | ¥7,500 | ¥90,000 |
交通 | ガソリン | ¥20,000 | ¥240,000 |
交通 | 駐車場 | ¥7,000 | ¥84,000 |
交通 | 通勤定期 | ¥5,000 | ¥60,000 |
教育 | 習い事+学校費 | ¥40,000 | ¥480,000 |
その他 | 雑費・予備費 | ¥4,000 | ¥48,000 |
合計(月間生活支出) | ¥242,000 | ¥2,904,000 |
月間の教育積立・投資・貯金
区分 | 内容 | 月額 | 年額 |
---|---|---|---|
教育積立 | ジュニアNISA(夫4万円) | ¥40,000 | ¥480,000 |
教育積立 | 教育予備費(全世界株式) | ¥5,000 | ¥60,000 |
教育積立 | 児童手当(定期預金) | ¥10,000 | ¥120,000 |
教育積立 | 教育貯金(子) | ¥55,000 | ¥660,000 |
老後・投資 | 確定拠出年金(夫婦計) | ¥46,000 | ¥552,000 |
投資 | 積立NISA(夫) | ¥37,000 | ¥400,000 |
投資 | 積立NISA(妻) | ¥50,000 | ¥600,000 |
貯金 | 定期積立(夫婦各3万円) | ¥60,000 | ¥720,000 |
合計(月間積立・投資) | ¥303,000 | ¥3,592,000 |
ボーナスの使い方(項目別)
区分 | 項目 | 年額 |
---|---|---|
住宅・税金 | 住宅ローン(ボーナス返済) | ¥132,000 |
住宅・税金 | 固定資産税 | ¥85,000 |
保険・車 | 火災保険・自動車保険 | ¥48,000 |
保険・車 | 車維持費(車検・税・整備の年平均) | ¥170,000 |
生活・娯楽 | 帰省・旅行・レジャー | ¥200,000 |
生活・娯楽 | 家電買換 | ¥40,000 |
寄附 | ふるさと納税 | ¥240,000 |
小遣い | 夫婦お小遣い(年間) | ¥480,000 |
ボーナス生活支出 合計 | ¥1,395,000 |
ボーナスの教育・投資配分
区分 | 内容 | 年額 |
---|---|---|
教育 | ジュニアNISA(年間) | ¥500,000 |
教育 | 教育貯金(子) | ¥500,000 |
投資 | 積立NISA(夫) | ¥756,000 |
投資 | 積立NISA(妻) | ¥600,000 |
貯金 | 定期預金(夫婦) | ¥440,000 |
ボーナス積立・投資 合計 | ¥1,796,000 |
年間まとめと着眼点
- 生活費をミニマム化:固定費の最適化(住宅・通信・保険)で生活費は年¥4,299,000に抑制。
- 教育費は“投資化”:ジュニアNISA+教育予備費で年¥1,160,000を将来の学費に仕分け。
- 投資の自動化:NISA・確定拠出年金・定期預金で年¥4,068,000をルールベースに積み上げ。
- 黒字の確保:年間黒字¥4,593,000は、特別費・予備費・追加投資の原資に。
再現性を高める3つのルール
- 固定費ファースト:住宅・通信・保険を定期点検。見直しの効果は翌年もずっと続く。
- 仕組み化:「先取り投資・先取り教育費」を口座分離&自動振替。意思より仕組みで続ける。
- 家計KPI:貯蓄率、投資額、教育積立の3指標を毎年レビュー。勝ち負けではなく継続を評価。
個別設計のご相談
ご家庭の収入・家族構成・住宅・金利環境に合わせて、「続く家計×投資設計」を一緒に作ります。
収支表テンプレート/口座設計/NISA・iDeCo・ジュニアNISA配分/教育資金と老後資金の両立まで、再現性重視でサポートします。
よくある質問(FAQ)
Q. 先に繰上返済すべき?
A. 低金利(例:0.5%)であれば、期待リターンの高い株式インデックス投資(長期5%目安)を優先するのが合理的です。ただし金利上昇時は再検討します。
Q. 教育・投資・貯金の比率は?
A. めやすは「生活:教育:投資(貯金含む)=50:20:30」から。ライフイベントに応じて毎年調整しましょう。

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを基本としたインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、金融資産1億円を40代で達成。 培った知識と経験をもとに、**販売をしないFP**として活動し、「誰でも経済的自由を目指せる時代」を作ることを目標とします。