不動産投資で初めて感じた「経済的自由」──インデックス投資にはないキャッシュフローの力
私はこれまで、S&P500・オルカンなど低コストのインデックスファンドを中心に投資を行い、
約6,000万円の金融資産を築いてきました。
しかし、投資を続ける中で気づいたのは、「インデックス投資ではキャッシュフローが生まれない」という現実でした。
■ インデックス投資の特性:資産は増えるが、現金は増えない
インデックスファンドでは、配当金が自動再投資される仕組みになっています。
そのため、資産額は増えても手元の現金は増えません。
ETFを利用すれば配当を受け取ることも可能ですが、
長期的な成長を狙う場合は再投資が基本となり、「毎月の収入」にはつながりにくいのです。
データ上は資産が積み上がっても、生活の豊かさを実感しにくい── これがインデックス投資の唯一の弱点です。
■ 不動産投資で実感した「現金を生む仕組み」
私はこの課題をきっかけに、不動産投資に踏み出しました。
自己資金1,000〜2,000万円を活用し、1億円規模の物件を2棟取得。
ローン返済を行いながらも、毎月20〜30万円のキャッシュフローが安定して得られるようになりました。
この「キャッシュフロー」こそ、不動産投資の真の魅力です。
■ 配当5%で月30万円得るには8000万円の金融資産が必要
仮に配当利回り5%で月30万円(年360万円)の不労所得を得たい場合、
必要な元本は約7,200〜8,000万円にもなります。
インデックス投資でこの規模まで増やすには数十年単位の時間がかかりますが、
不動産投資なら、自己資金2,000万円+年収1,000〜1,500万円+金融資産3,000万円ほどで、
同等のキャッシュフローを早期に構築できます。
資産を増やすスピードの差は、「レバレッジを正しく使えるかどうか」で決まります。
■ 不動産投資がもたらす心理的な自由
毎月20〜30万円の家賃収入があるだけで、生活の選択肢は一気に広がります。
仕事を辞める必要はなくても、「働く目的」や「時間の使い方」が変わるのです。
経済的自由とは、「働かなくても生活できる」ことではなく、
「自分の意思で働くことを選べる」状態だと感じました。
■ まとめ:インデックス+不動産の両輪で資産形成を加速する
インデックス投資 → 資産の基盤を築く
不動産投資 → キャッシュフローを生む加速装置になる
この2つを組み合わせることで、資産の増加と現金収入の両立が可能になります。
不動産投資は「借金をすること」ではなく、
お金が自動的に増えていく仕組みを持つこと。
それこそが、サラリーマンが最も再現性高く経済的自由を得るための王道です。

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを基本としたインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、金融資産1億円を40代で達成。 培った知識と経験をもとに、**販売をしないFP**として活動し、「誰でも経済的自由を目指せる時代」を作ることを目標とします。