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年収2,000万円サラリーマンが目指す資産形成|インデックス投資と不動産投資で純資産5億円を実現する方法

年収2,000万円サラリーマンが目指す資産形成|インデックス投資と不動産投資で純資産5億円を実現する方法

高年収でも「貯まらない」人が多い。
収入を増やすより、資産を仕組みで増やす時代へ。



年収2,000万円でも油断すると貯まらない

年収が高いほど生活水準が上がりやすく、可処分所得が減る傾向があります。

いくら高収入でも、浪費を続ければ資産は残りません。
資産形成の基本は「支出を固定し、余剰資金を自動的に投資へ回す仕組み」を作ることです。

収入の多寡よりも、仕組みの有無が将来の資産を決定します。

インデックス投資で資産を増やす

長期的に資産を増やす王道はインデックス投資です。
手数料の安いS&P500や全世界株式に積立を行い、複利の力を最大限活用します。

  • 年間投資額:1,000万円
  • 運用利回り:年5%
  • 運用期間:20年

👉 この条件で運用すると、20年後には約3.3億円に到達します。
特に後半10年の複利効果が圧倒的で、雪だるま式に資産が膨らむのが特徴です。

不動産投資でキャッシュフローとレバレッジ効果

金融資産が3,000万円を超えたら、不動産投資を組み合わせることでレバレッジをかけられます。

たとえば、1棟1億円の新築アパートを自己資金1,000万円・金利2.3%・35年ローンで取得。
3年ごとに1棟ずつ増やし、20年後に7棟を保有した場合──

  • 不動産残債:約4.8億円
  • 不動産評価額:約7億円
  • 年間キャッシュフロー:約1,000万円
  • 純資産(不動産):約2.2億円

不動産投資は、家賃収入でローンを返済しながら資産を増やす「他人資本の複利」。
時間を味方につければ、労働収入に頼らない仕組みを築けます。

トータル資産シミュレーション(20年後)

インデックス投資+不動産投資を組み合わせた場合の20年後の概算資産は以下の通りです。

資産項目 金額 備考
金融資産 約3億円 インデックス投資による複利運用
不動産資産 約7億円 7棟取得・返済進捗を反映
不動産残債 約4.8億円 平均経過15年時点
純資産合計 約5億円超 資産5億円+年間CF1,000万円体制

経済的自由の定義

経済的自由とは、「働くかどうかを自分で選べる状態」です。

資産からのキャッシュフローが生活費を上回ることで、
仕事・家庭・学び・健康のすべてにバランスを取れるようになります。
これは単なる「お金持ち」ではなく、真の豊かさを手に入れた状態です。

まとめ

  • 年収2,000万円でも支出管理を怠れば資産は増えない
  • インデックス投資で複利の力を最大限活かす
  • 不動産投資で安定したキャッシュフローとレバレッジ効果を得る
  • 20年で純資産5億円+年1,000万円の不労所得は現実的な目標

高年収サラリーマンにとって最大のリスクは「行動しないこと」。
今の信用と収入を生かし、時間を味方につけた資産形成を始めましょう。

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