資産形成はダイエットに似ている|継続と自己管理が成功を導く法則
資産形成は、ダイエットと非常によく似ています。どちらも「欲をコントロールし、継続する力」が成功のカギになります。
目次
ダイエットが教えてくれた自己管理の本質
2年前、健康診断でウエスト84cm。「あと1cmでメタボ」と言われ、危機感からダイエットを開始しました。
最初は運動を試しましたが、食欲が増して思うように体重が落ちず、結局「食事管理」に切り替えました。
最初の数週間は空腹との戦いでした。
「もう少し食べたい」という気持ちを抑えることが最大の壁。
それでも1日1日、自分にルールを課して続けた結果、1年後には体重−4kg、ウエスト−4〜5cmを達成しました。
その後は体重維持のフェーズへ。
体重を保つには、過食を避ける意識と小さな自制の積み重ねが欠かせません。
資産形成も同じ構造
投資を始めたばかりの頃は、相場の上下に心を揺さぶられます。
「本当に正しいのか?」という不安がつきまといます。
しかし、1年2年と続けるうちに慣れてきて、知識と経験が積み上がり、値動きに動じなくなります。
やがてそれが習慣化され、「投資をしている感覚」すら薄れるほど自然になります。
インデックス投資は派手さがなく退屈ですが、実はそれこそが最大の強み。
退屈であるほどブレずに続けられる ― つまり、継続が成果を生むのです。
資産形成とダイエットの共通点
- 1. 欲のコントロール:「食べたい」「使いたい」を抑える力。
- 2. 継続: 数週間ではなく年単位で取り組む忍耐。
- 3. 仕組み化: 自動積立やルール設定で行動を固定化。
- 4. 習慣化: 意識しなくても継続できる状態をつくる。
習慣化の先にある自由
最初は痛みを伴いますが、続けるうちにそれが当たり前になります。
やがて「努力」が「習慣」に変わり、無理なく継続できるようになります。
資産形成とは、知識よりも自分を律する力の積み重ね。
ダイエットが体を整えるように、資産形成は心と生活を整えるプロセスです。
まとめ
- 資産形成はダイエットと同じ「自己管理の訓練」
- 成功の鍵は「継続」と「習慣化」
- 最初の我慢の先に、自由と安定が待っている
お金の管理は、人生の自己管理。
欲をコントロールし、継続を習慣化することで、未来の自分を自由にできます。

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを基本としたインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、金融資産1億円を40代で達成。 培った知識と経験をもとに、**販売をしないFP**として活動し、「誰でも経済的自由を目指せる時代」を作ることを目標とします。