ファイナンシャル・プランニング

フルタイム共働き夫婦が家事育児で不公平感をなくす方法

フルタイム共働き夫婦が家事育児で不公平感をなくす方法

フルタイムで共働きをしていると、仕事・家事・育児が一気に重なって、気づかないうちに「私ばっかり大変かも…」という不公平感が生まれがちです。この記事では、責め合わず、無理せず、夫婦で協力し続けるための考え方を、整理してみます。

「手伝う」ではなく「主体的に関わる」という意識

まず大切なのは、夫が家事や育児に「手伝い」ではなく「当事者」として関わることです。

「何かあったら言ってね」「手伝うよ」という言葉は、一見優しそうですが、受け取る側からすると、
考える役割は妻、動く役割は夫
という構図になりがちです。

家事も育児も、どちらかの担当ではなく夫婦2人の仕事。自分で考えて、自分で動く。この姿勢があるだけで、不公平感はかなり減ります。

子どもが熱を出したときは「交代で休む」

子どもが熱を出したとき、つい妻ばかりが仕事を休んでいませんか。

これが続くと、どうしても負担は偏ります。
だからこそ、休むのは交代交代でいいと思います。

今回は自分、次は相手。
それだけで、「私だけが調整している」という感覚はかなり和らぎます。

「休みにくい職場」という不安の正体

「でも、職場で休みにくいんだよね」
そう感じる方も多いと思います。

・何か言われたらどうしよう
・評価が下がったらどうしよう
・昇給や昇格に影響したらどうしよう

こうした不安はとても自然です。ただ、その多くは会社への依存度が高い状態から来ていることも少なくありません。

資産形成の目的は「お金を増やすこと」ではない

働く目的は人それぞれでいいと思います。
ただ、資産形成の最大の目的は、単にお金を増やすことではありません。


お金に働いてもらい、給料1本への依存度を下げ、選択肢を自分で持つこと。

もし「休んだところで別にどうってことない」「最悪、辞めさせられてもいい」と思える状態に近づいているなら、会社を休むかどうかは、それほど大きな問題ではなくなります。

妻への負担増は、世帯全体の収入減につながる

妻への負担が大きくなりすぎると、結果的に世帯全体の収入が下がることもあります。

たとえば、妻が限界を感じてパートになると、世帯収入が300万円、400万円下がるケースも珍しくありません。

それに比べて、夫が月に1〜2回会社を休んだとしても、年収が300万円下がることは、ほぼありません。

たとえ上司に嫌味を言われたとしても、昇給が少し遅れたとしても、妻がフルタイムで働き続けられる方が、家族としては資産形成が進みやすいのです。

家事は「6割やるつもり」でちょうどいい

理想は家事分担50:50ですが、現実はどうしても妻側に偏りがちです。

だからこそ、夫は「6割くらいやるつもり」でちょうどいい。

特に、大変な家事を積極的に引き受ける意識が大切です。

例えば、
・妻が洗濯や子どもの迎えを担当するなら
・夫はご飯作り、ゴミ出し、週末のお風呂掃除やトイレ掃除を担当する

部屋の掃除は電動掃除機で十分。完璧を目指さなくて大丈夫です。

仕上がりに文句を言わないことも大切

これは妻側にも大切なポイントですが、やってもらった家事の仕上がりに文句を言わないこと。

良くても悪くても、「ありがとう」で十分です。

もし自分なりのクオリティがあるなら、あとから自分で手を加えればいい。お互いに基準は違うものなので、それを相手に求めすぎないことが、長く続けるコツだと思います。

収入差があっても、家事育児は対等

夫が年収1000万円で妻が400万円でも、
夫が700万円で妻が800万円でも、
家事・育児の分担は50:50が基本です。

稼ぐ方が偉いわけではありません。夫婦はチームであり、協力が前提です。

むしろ、妻が忙しすぎて仕事を辞めざるを得ないなら、夫が積極的に休む方が、世帯年収は守られます。

共働きと資産形成はセットで考える

家事育児の不公平感をなくすためには、まずマインドが大切です。

・なぜ共働きで働くのか
・なぜ資産形成をするのか
・いくらあれば安心なのか

これを夫婦で共有できていれば、家事や育児は「分担」ではなく「協力」になります。

例えば、年間生活費が500万円で、年間50万円の配当収入や家賃のキャッシュフローがあったらどうでしょう。

会社にしがみつく必要はなくなり、評価や出世への執着も薄れていきます。それよりも、家族と、お金の心配をしすぎず、自分たちの人生を大切に生きる。

フルタイム共働きがうまくいくかどうかは、スキルよりも、「2人で協力して生きていく」という前提にあるのだと思います。

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