「あと月3万円」があれば生活は変わる──いちばん現実的な増やし方
「あと月3万円あったら、生活がもっと豊かになるのに」
そんなふうに感じたことはありませんか。
高望みをしているわけではないけれど、少しだけ余裕がほしい。
実は、この月3万円という金額は、思っている以上に大きな意味を持っています。
まず、給料を増やすという方法を考えてみましょう。
もし、年に1回の昇給が「月1万円」の会社だった場合、
月3万円の収入アップには3年かかります。
ボーナスの上限がないとしても、時間がかかることに変わりはありません。
次に、株式の配当で月3万円を得る方法です。
月3万円は年間で36万円。
仮に配当利回りを3%とすると、
36万円 ÷ 3% = 1,200万円
つまり、1,200万円の投資資金があって、はじめて
月3万円の配当収入が安定して得られる、という計算になります。
貯金ゼロの世帯が1,200万円を貯めるとなると、
10年以上かかるケースがほとんどでしょう。
私たち自身も、1,000万円という金額を貯めるまでに、実際10年以上かかっています。
ここで、もう一つの考え方があります。
それが、「収入を増やす」のではなく、「自由に使えるお金を増やす」という方法です。
具体的には、月3万円の支出を減らすということ。
いわゆる「節約」ですが、
ここで言う節約は我慢をする節約ではありません。
我慢の節約は、その月はできても、
翌月には続かなくなることが多いものです。
だから大切なのは、固定費の見直しです。
たとえば、
・保険の見直し
・スマホを格安プランに変更する
・使っていないサブスクを解約する
こうした見直しだけでも、月3万円前後削減できる家庭は珍しくありません。
住宅ローンの借り換えは難しくても、
それ以外の固定費は一度見直せば効果がずっと続くのが特徴です。
また、私たちは変動費も仕組みでコントロールしています。
食費は、1週間に1回、または2週間に1回まとめて買い物に行き、
カゴは2つまでと決めています。
カートは使わず、カゴに入る分だけ買う。
そうすると、どれだけ詰め込んでもカゴ2つ分以上は買えません。
結果として、食費は自然と一定額に収まり、
考えなくても固定費のような感覚になります。
これは我慢ではなく、習慣です。
習慣になれば、節約している感覚すらなくなっていきます。
ここまでの話を整理すると、月3万円には、
・給料なら3年分の昇給
・配当なら1,200万円の資産
と同じ価値があります。
そう考えると、月3万円の支出を見直すという行動は、
もっとも即効性があり、現実的な選択肢だと言えるでしょう。
「節約する」というより、
最適化する・整えるという感覚で十分です。
月3万円の見直しは、
1,200万円を手に入れるのと同じ価値があります。
そう思えたら、この行動はきっと、
やりがいのある一歩になるはずです。

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを基本としたインデックス投資と安定した家賃収入を生む不動産投資を実践し、金融資産1億円を40代で達成。 培った知識と経験をもとに、”資産形成FP”として活動し、「誰でも経済的自由を目指せる時代」を作ることを目標とします。










