ファイナンシャル・プランニング

投資で最も大切なことは「負けない」こと

投資で最も大切なことは「負けない」こと

1985年の初版以来、投資家のバイブルとして読み継がれてきたロングセラー。
チャールズ・エリスが書いた『敗者のゲーム』には、多くの投資家が見落としがちな、重要な事実が書かれています。

それによると、米国の代表的な株価指数であるS&P500の、
1980年から2008年までの平均リターンは、年率11.1%

しかし、ここに大きな落とし穴があります。
株価が大きく上昇した「ベストデー」のうち、

  • 10日逃すと、リターンは 8.6%
  • 20日逃すと、 6.9%
  • 30日逃すと、わずか 5.5%

まで低下してしまいます。

では、その「ベストデー」はいつ来るのでしょうか。
実は多くの場合、下げ相場に遭遇したあとに発生します。

相場が下がり、先行きが見えず、
「このまま投資を続けて大丈夫なのだろうか」と不安になる、
まさにその最中に、
“稲妻が輝く瞬間”はやってくるのです。

その日を正確に予測することは、誰にもできません。
だからこそ、稲妻が輝く瞬間を逃さない方法は、ただ一つ。

市場に居続けること。

「長期・積立・分散」という投資の王道に従って資産形成を始めた20代が、
やるべきことはとてもシンプルです。

投資をやめないこと。
これだけです。

注目を集めるために、不安をあおるSNSは見なくていい。
世界中の株式に分散投資する「オルカン」や「S&P500」など、
低コストのインデックスファンドを淡々と積み立てる。

これは、派手さはありませんが、負けにくい投資です。
人生100年時代の投資において、
暴落は想定の範囲内と考えましょう。

むしろ、先が読めないからこそ、
「長期・積立・分散」という考え方が生きてきます。

言うまでもなく、暴落時に絶対にやってはいけないことがあります。
それは、せっかく積み立ててきた投資信託を売り払ってしまうこと

パニック売りをすれば、損失はそこで確定します。
株価は上がったり、下がったりを繰り返しながら、
長い時間をかけて成長してきました。

売却しない限り、実際の損は出ません。
答えは、やはり一つです。

市場に居続けること。

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